楽しい会合vs.楽しくない会合

留学団体の友達の誕生会みたいなのに行ってきたのだが、久々に楽しい時間をすごせた。
反対に、会社の人間が絡むパーティー(主に結婚式の二次会)は、8割がたがつまらなく、開始5分で帰りたくなる。
交友関係(高校系、大学の一部、初台系、留学系、同僚の一部)と会社関係全般に共通する点として、みなびっくりするくらい頭がキレる人達が揃っているのに、会合になるとこうも違いが出てくるのはなぜか。


それは一言で言うと、「バカになれるかどうか」に尽きる。
正確に言うと、「スイッチを切り替えできる器用さと懐の深さがあるかないか」。


交友関係のほとんどは、筋金入りのバカ魂(確信犯、天然問わず)を持ち合わせていて、かつそのon/offを巧みに使い分けてくる(確信犯、天然問わず)ため、会話の展開が読めない。つまり面白い。
逆に、会社関係の人達は一貫して出来が良い印象を与えるだけなので、2,3言交わすだけで会話の大体の着地点が読めてしまう。で、「もう帰っていいすか?」というモードになってしまう。たまにスイッチ入りっぱなしの天然がいたりするが、これはグッタリ感の方が面白さを軽く凌駕するため、やはり2,3言交わすだけでダッシュで帰りたくなる。
この違いによってこういう端的な差が生まれるのはもちろんのこと、大概の会合に混じってくる「本物の馬鹿」対策にも差が出てくる。前者であれば「本物の馬鹿(=不測の事態)」も上手くあしらえるだけの手腕を各人持ち合わせているので、結果的にプラスの効果に昇華できるケースがほとんどだが、後者だとただ単に避ける、もしくは下手に排除するだけで、会合全体におけるマイナス効果しか生み出せない。


後者の中で感情殺してガンガン仕事することが、いわゆる世間一般的な成功への最短ルートかもしれないが、自分にとっての幸せは、前者に囲まれて生きていくことかなと最近特に強く感じる。ああ転職してえ。