IT大手、在宅勤務3万人可能に・「全社員対象」広がる

ちょいと前の記事ですが。

 在宅勤務では企業が業務用パソコンを貸与。高速大容量(ブロードバンド)通信網を活用しオフィスの社員とシステム開発などを進める。利用者は通勤の手間が省け、原則自分の裁量で勤務時間を決められる。若者を中心に時間や場所などに拘束されない働き方を求める傾向が強まっており、企業にとって優秀な人材を囲い込む手段になる。

これに近いことは既に自主的に実践してる者が言うのもあれだが、ゲリラ的ならまだしも原則OKにするのはどうなんだろう。僕みたいなチンピラ社員が増えることで会社全体の生産性が上がるのか下がるのかがよくわからない。開発系の請負作業とか間接業務系であればまだ有効性は高そうだけど、ITって決してそういう仕事ばかりじゃないからね。特に客のシステムの特性やビジネス規模を考慮したら、かなり濃密なコミュニケーション(FtoF)が必須というか。
もーみんな当たり前のようにパソコン使えるようになったしブロードバンドも整備されたしIP電話も使えるんだから、というインフラの高度化がトリガーになってんだろうけど、これは要するに「会社とは単なるハコである」という考え方が当たり前になってるということなんだろうか。
その結果、100%真逆に位置するであろう「赤提灯で一杯」的なものの価値が認められなくなっていくのであれば、それはそれでちょっと寂しい。


以上、新橋のモスバーガーからHOT-SPOT経由でお送りいたしました。