ぷららのWinny遮断は是か非か(前編)

ぷららはこれまでも,同社のユーザーに対してP2Pファイル共有ソフトの通信帯域を制限してきた。今回,Winnyという特定アプリケーションを名指しして通信を遮断すると発表した背景として,ぷららは「頻発する情報漏えいの2次被害を防ぐこと」を挙げる

「セキュリティのために」とか謳ってるけど、「セキュリティ」というキーワードは完全なスケープゴートですな。
要は大量のP2Pの通信帯域で自社のバックボーンがあっぷあっぷになったというお粗末な状況を、トレンドに便乗してユーザー側に規制をかけて(帯域制限、遮断)解決しようとしてるだけだ。「定額&常時接続環境」を提供するISPとして、その姿勢が全然ダメ。プロトコル特定の是非を議論する以前の問題。とんだ「ベストエフォート」だよ。