「ノッポさん流子どもとのつきあい方」


私の家には、近所の小さな子がよく遊びにきます。
3歳くらいの子が遊びにきた時のことです。私の妻がこう言いました。
「ダイちゃんが遊びにきましたよ。どうしましょうか。」
「今忙しい。この原稿見てくれ。」
「わかりました。おじちゃんは留守だって言って断りましょう。」
「いや、家に上げてくれ。」
「上げていいんですか?」
「いい。」
その子どもが上がってきます。
そして私はこう言いました。
「ようこそいらっしゃいました。
今日あなたと遊んであげたいのですが、これを見て下さい。
私はこの仕事をやって食べて行かなければなりません。
ですから今日のところは申し訳ないけれど、帰っていただけますか?」

「いやいや、そんな顔をしても遊んであげられませんから。帰ってください。
泣いたって駄目ですよ。これだけ一生懸命頼んでいるのにわかりませんか?
駄目だって言ったら駄目!」

すると、彼は「わ〜ん」と泣いて帰ります。
彼はとても怒ってます。さあ、次の日彼は遊びに来るでしょうか。

来る来ないどうこうではなくトラウマになるぞ。